2014年5月8日木曜日

インドに行ってから思った事-1

こんにちは。

南印度洋行の新人川合が初のインド出張で感じたこと、思ったこと、経験したことなどを少しずつ紹介させていただければと思います。よろしくお願いします。

前回佐藤が書いていたように、インドに行く前には色々な期待というか、まだ自分が行ったことが無い外国への憧れで様々な想像をしていました。私個人的にはヨガやアーユルベーダに興味があったり、神秘的とかスピリチュアルな物が好きな方なので、写真などで見る「インド」はとても魅力的でした。

勝手な想像は膨らみ、インドに行けば「人生観変わるのかな」とか、「なんか悟っちゃうのかな」とか本当に勝手に思っていました。でも、安易な私がいけないのも事実ですが、雑誌とか本に謳い文句として結構書いてあるのも事実です。

そんな淡い期待を抱いてインドに向かったのですが、実際に着くと、全然期待と違う過酷な状況でした。
毎日悪路の中、車中でしか休む事が出来ない状況で沢山の丁場に行き、暑くて日射病になりそうになり、ご飯はまあ、まずくはないけど期待していたほどでも無かったりして(美味しい所もありました。ただ、日本の様に「どこに行っても美味しい料理が食べれる」様な状況とは違うという意味です。) 食事に1~2時間程度掛かったりして、心の中では「疲れているからご飯を早めに切り上げて休ませてください」と叫んでいたのですが、なかなか心の声は届きませんでした。口に出して言ってないから当然ですが。

だから、全然想像とは違いました。残念ながらスピリチュアル体験は無かったです。私は。
でも、考える所は沢山ありました。
インドは、日本に比べると本当に過酷な国です。
暑いし、砂漠みたいな場所もあるし、家も日本に比べると雑な作りで、ベッドなども無く床にゴザを敷いて寝たりと。。
そんな過酷な国で、そこまで娯楽も無い国なんですが、インド人って家族が本当に仲が良いです。家族の事を1番に考えているのが伝わってきました。だから、インド人のお宅訪問させていただいたんですが、一緒にテレビ観て笑って、ご飯食べて、生活を楽しんでいるんだなと感じました。それってとってもとっても素敵な事だなと思いました。

色々な価値基準が先進国にはありますが、家族皆仲良くっていう、結構根本的な部分が欠落している部分があると思います。だから、インドに行ってそれを感じられたことは本当にうれしかったです。



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